日本版MBA!中小企業診断士

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最近人気の経営系の資格が「中小企業診断士」です。国家資格の一つで、経営コンサルティングに関わる資格のため、日本版MBAと呼ばれることも。

中小企業診断士という名称からすると、大企業には関係ないのかな、と思われるかもしれませんね。しかし実際は企業規模の大小に関わらず、企業の経営課題に対する助言ができるようになるため、優秀なサラリーマンから注目を集めている資格です。取得後に副業としてコンサルティングを行なっているうちに、経営コンサルタントとして独立を果たした人も。

まさに、ゼロから稼げる人になれる武器として魅力的な資格と言えるのが「中小企業診断士」。難易度から具体的な取り方までご紹介しましょう。

目次

どれくらい稼げるの?

中小企業診断士の平均年収は700万円超。独立している人の中には1000万円を超えている人も大勢います。

もちろん、独立はせずにサラリーマンとして働きながらでも、資格を取得することで年収を上げることは可能です。昇進に必要なスキルの証明として役立ちますし、経営コンサルティングの副業をするのもありでしょう。

何より、幅広い経営に関する知識を学ぶため、実務に役立つシーンは必ずあるはずです。

難易度はどれくらい?

合格に必要な勉強時間は1000時間とされています。これは数ある資格の中ではかなりの勉強量になることを示しています。でも安心してください。多くの中小企業診断士は、働きながらスキマ時間に勉強をして見事合格しています。中には子育てと仕事と勉強という「3足のわらじ」を履きながら合格した人も。

どんな人でも工夫次第で、経営コンサルとして活躍できる国家資格を手に入れるチャンスがあるのです。

資格取得までの流れは?

試験は、7科目に分かれてインプットした知識量を問われる1次試験とアウトプットを問われる2次試験に分かれています。それぞれ対策方法が違うため、どうしても勉強時間が膨らんでしまうのです。

1次試験はマークシート式、2次試験は記述と口述方式です。まずは一次試験の合格を目指して知識を身につけていきましょう。7科目もあるので、どの科目からやるのか、どの科目に時間を掛けるのかなどの戦略を立てる必要があります。ある程度基礎知識が身についたら、2次試験の対策を。

ちなみに1次試験対策には800時間、2次試験対策には200時間かかる、とされています。もちろんこれは目安なので、経営について学んだことがあれば短くなるでしょうし、まったく馴染みがないよ、という人は多めに見積もったほうがいいでしょう。断言したいのは、誰でもきちんと勉強を続けていれば必ず取れる資格である、ということです。

2つの試験に合格したら、実務補習・実務従事を経て、中小企業診断士として登録されます。

具体的な勉強方法は?

独学とスクールに通う2つの方法があります。合格者の多くはスクールに通っていますが、きちんと自分で目標を立て、日々勉強に取り組める人であれば、独学での合格も十分可能です。

独学におすすめの勉強方法

独学で合格を目指す上で大切なポイントは3つあります。

  • 毎日勉強する
  • 過去問を繰り返し解く
  • 2次試験と関連する1次試験の科目を重視する

それぞれ解説していきましょう。

まず1つ目の「毎日勉強する」。これはもう、言わずもがなですよね。特に社会人の方は平日が忙しく、「休日にまとめて勉強すればいいや」と思いがちです。しかしそれではモチベーションを保つのは難しいですし、5日も空いてしまうと前週に学んだことを覚えていない、なんてことも。数十分でもいいのでスキマ時間を見つけて、とにかく毎日勉強することが何より大切なのです。

2つ目の「過去問を繰り返し解く」ですが、これは試験範囲が膨大なことが理由です。全ての知識を完璧に覚えることは、ほぼ不可能です。しかし、各科目で6割以上取れていれば合格なので、よく出るポイントを優先して学ぶことが重要な戦略になります。そこで有効なのが、過去問なのです。

最後の「2次試験と関連する1次試験の科目を重視する」も、同様の理由から。たとえば「企業経営理論」「財務・会計」「運営管理」の3科目は、2次試験に直結する上に、覚える量は多く難易度は低め。この3科目に多くの時間を割くのがコスパの良い勉強方法と言えるでしょう。

独学の人におすすめのテキスト

まず何から手をつければいい?そんなあなたに勧めたいのが、大手の資格学校であるTACから出版されている「スピードテキスト」シリーズです。

豊富な図と大きな文字で、理解しやすい工夫が散りばめられています。科目ごとに冊子が別れていること、持ち運びしやすいサイズであることもイチオシポイントです。まずはスピードテキストで基礎知識をざっくり把握しましょう。

一通り基礎を学んだら、次に過去問に取り掛かりましょう。そこでおすすめなのが「過去問完全マスター」です。

ただ問題が羅列されているだけではなく、問題ごとに丁寧な解説がついているので、問題を解きながら理解を深めることが可能です。最近の出題傾向についても考察されているので、学習の計画を立てる助けにもなるでしょう。

スクールに頼るのも賢い方法です

独学はモチベーションを保つのが難しいのが普通です。そこで活用したいのがスクール。校舎に通って授業を受けるスクールだけでなく、Web上で講義が配信されるタイプのスクールも増えてきました。自分にあうスクールを選ぶことが、合格への最短ルートと言っても過言ではありません。

「アガルート」や「スタンディング」など最近登場したスクールや、老舗の通信講座専門校「クレアール」、リアル授業も行う「資格の大原」「TAC」などがあり、料金も特徴もさまざま。体験講座も豊富に用意されているので、きちんと調べて選びましょう。

実際に取った人に聞いてみた!

平日はサラリーマンとして働きながら中小企業診断士の資格を見事手に入れた、35歳のTさんにお話を伺ってみました。

筆者
筆者

まず、中小企業診断士の資格を取得した動機について教えてください。

Tさん
Tさん

私は営業として働いていましたが、自分の知識に偏りがあることを強く感じていました。例えば、自分が得意な領域では自信を持って対応できる一方で、それ以外の領域になると対応に困ってしまうことが多くありました。

筆者
筆者

なるほど。

Tさん
Tさん

そこで、より幅広い知識を身につけてお客様に貢献したいと考え、中小企業診断士の資格を取得することにしました。正直、勉強は大変でしたね。でも科目ごとに時間を区切り、また通勤時間中でもスマホで学べる通信講座を活用して、なんとか1年でストレート合格できました。

筆者
筆者

資格を取得して何が変わったのでしょうか?

Tさん
Tさん

資格取得後、以前よりも深い話がお客様とできるようになりました。具体的には、商品の売り込みだけでなく、経営課題についてのアドバイスができるようになったのです。これが結果として、営業も上手くいくようになったと感じています。

筆者
筆者

それは素晴らしい結果ですね。資格取得後の挑戦や成果について、具体的なエピソードがあれば聞かせてください。

Tさん
Tさん

実は資格取得が営業成績の上昇に貢献したことを社内で共有したところ、大きな反響がありました。その結果、私が主催する社内勉強会を開催することになったんです。そこで、私が得た知識や経験を同僚たちと共有することができました。そしてその取り組みが評価され、昇進する機会も得られました。

筆者
筆者

素晴らしいエピソードをありがとうございます。これから中小企業診断士の資格を目指す人に向けてのアドバイスはありますか?

Tさん
Tさん

もちろんです。頭も体の一部ですから、活性化のためにも適度な運動をお勧めします。知識を増やすだけでなく、心身の安定も大切です。私自身、腰痛対策を兼ねて日々ストレッチ体操や散歩をしています。このようなリフレッシュが、頭脳を鋭く保つのにも役立つと思います。

まとめ

中小企業診断士は、働いている人もこれから独立したい人も、あらゆる人にチャンスを与える資格の一つです。合格には1年〜2年、あるいはもっと長い期間の勉強が必要ですが、挑戦する価値は十分あるといえるでしょう。

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