経理のプロになろう。日商簿記3級〜1級

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企業の財政状況をきちんと把握し、経営能力を向上させるために必要なのが、簿記です。日本商工会議所の簿記試験(以下、日商簿記)は、この能力を評価する認定試験の一つ。

3級を取得すると大きく年収が上がる…というわけではありませんが、ビジネススキルとして評価される手堅い資格です。しかし1級まで取得できれば、大企業の経理として働くうえで必要な知識を持っている証明になるため、就職のチャンスが広がるでしょう。大企業の経理であれば、平均年収は615万円(参考:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」)のため、全職種の平均を上回る給与を手にすることができます。

高校生をはじめ毎年50万人もの人々が受験する、この日商簿記の特徴や利点などについて、詳しく説明しましょう。

目次

どれくらい稼げるの?

日商簿記3級の資格を持って大きく給与が跳ね上がる、ということはありません。また、日商簿記を持っていないとできない仕事もありません。とここまで聞くとちょっと拍子抜け、と思われるかもしれません。

しかし、日商簿記の1級まで持っていると、会社によっては資格手当が受け取れたり、経営の知識を評価されて経営層にキャリアアップできたり、転職時に貴重な経理の即戦力として好待遇で迎えられたりといった効果が期待できます。大企業に転職するチャンスもあるでしょう。少なく見積もっても年収+10万円、キャリアアップの助けになれば+100万円を超える効果が期待できます。

また、税に関する知識も学ぶため、もし将来税理士を目指すなら、受けておいて損はありません。税理士試験の受験資格として簿記1級があるのもポイントです。

難易度はどれくらい?

一般的に、日商簿記3級の取得には約70時間、2級には約200時間、1級だと500時間ほどの勉強時間が必要とされています。合格率は1級が10%前後、2級は20%前後、3級は60%くらいが例年で、1級以外はそれほど難易度が高いわけではありません。しっかり勉強すれば、独学でも何とかなるレベルです。

資格取得までの流れは?

3級は60分の商業簿記のテスト、2級は商業簿記と工業簿記あわせて1時間30分のテスト、1級は商業簿記・会計学で1時間30分、さらに工業簿記・原価計算で1時間30分のテストをクリアすれば、資格を手にすることができます。

かつては統一試験(ペーパー試験)が年に3回(1級は年2回)しか受けられませんでしたが、コロナ禍を経て「ネット試験」も導入されました。自分の希望する日次に会場に行けばそのまま受けられ、すぐに採点。合格点に達していれば当日合格証を受け取ることができます。※どちらか選べます。

具体的な勉強方法は?

独学でも十分資格取得を目指せます。もちろんスクールに通うのもアリ。それぞれ独学…自分のペースで勉強を進められる、低コストで合格を目指せる。スクールに通学…モチベーションを維持できる、一緒に合格を目指す仲間ができる。などのメリットがあります。

どちらを選ぶか、自分の性格なども鑑みながら決めましょう。

独学の場合のおすすめのテキストはこちら

まずは3級で腕試ししてみましょう。

参考書のオススメはこれ。最大手予備校「TAC」が作ったオールインワンです。
スッキリわかる 日商簿記3級

スッキリわかるで基本をおさえたら、次はスッキリうかる問題集で腕試し。予想問題9回分+ネット試験模擬プログラム5回分つき!
スッキリうかる 日商簿記 3級 本試験予想問題集

まとめ

日商簿記1級は税理士など国家試験の登竜門でもあります。まずは腕試しで2級または3級の合格を目指しましょう。簿記の概念を理解したら1級取得を目指して、キャリアアップ&年収アップにつなげましょう。

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